プレス用語,油圧,クランク,液圧,安全,種類,加工,金型,定義,装置等-JIS規格

 

プレス機械周辺装置



アンコイラとは、金属製品・部品のプレス加工(塑性加工)において用いられるプレス機械の周辺装置の一つです。

エアーエジェクタとは、プレス機械の周辺装置の一種で、エアーを噴射することによってプレス加工された加工品や抜きかす・残材などを吹き飛ばす装置です。一般に重量が軽い加工品やスクラップなら吹き飛ばすことができます。

クレードルとは、プレス機械の周辺装置の一つで、金属プレス加工の素材にコイル材を使用する際、コイル材の外周を支持しながら巻きほぐす装置のことです。

グリッパフィーダとは、プレス機械の周辺装置の一つで、グリッパブロックで材料をつかんで送り出す装置のことです。

コイルカーとは、金属製品・部品のプレス加工(塑性加工)において用いられるプレス機械の周辺装置の一つです。

シャットルフィーダとは、プレス機械の周辺装置の一種で、プレス加工する加工品を二台のプレス機械間で移送する装置のことです。シャットルフィーダは、二台のプレス機械の間にあり、プレス機械と同調して往復するつめによって加工品を移送します。

シートローダとは、プレス機械の周辺装置の一種で、プレス加工するための素材(材料)となる板材(シート)を一枚ずつプレスへ送り込む装置のことです。

ジグザグフィーダとは、プレス機械の周辺装置で、材料を送り出す装置の一種で千鳥形に斜め送りするものです。

スイングアーム形アンローダとは、プレス機械の周辺装置の一種で、金型プレス加工されたプレス加工品をプレスから取り出す装置のことです。つかみ具をもつアームを機械的又は油圧、空気圧によって振動させて加工品を取り出します。

スクラップカッタとは、プレス機械の周辺装置である送り装置の一種で、プレス加工後発生する加工材の抜きかすを切断する装置のことです。

スクラップリールとは、プレス機械の周辺装置の一種で、プレス加工後発生し、プレス機械から送り出される加工材の抜きかすを巻き取る装置のことです。

ダイヤルフィーダとは、プレス機械の周辺装置の一種で、プレス加工するための加工品を金型へ送り込むための装置のことです。回転する円板の割出し位置に加工品を載せることで金型へ送ります。

トランスファフィーダとは、プレス機械の周辺装置である送り装置の一種で、加工部品を連続的に次の加工工程へ送り込む装置のことです。

パイラとは、プレス機械の周辺装置の一種で、金型プレス加工で打ち抜かれたブランク(曲げや絞りなどのプレス加工・成形を施されるための製品外形をもつ板材)をそろえながら積み重ねていく装置のことです。

ヒッチフィーダとは、プレス機械の周辺装置の一種で、プレス加工のための加工品をプレスにつかみ送りする装置です。スライドの上下運動と連動したカムによってプレス加工品をつかんで送ります。

ブランクフィーダとは、プレス機械の周辺装置の一種で、プレス加工するためのブランク材(曲げや絞りなどのプレス加工・成形を施されるための製品外形をもつ板材)を一枚ずつ吸着してプレスへ送り込む装置のことです。

プッシャフィーダとは、ブランク材(曲げや絞りなどのプレス加工・成形を施されるための製品外形をもつ板材)を金型へ送り込むプレス機械の周辺装置の一種で、プッシャを使ってブランクを一枚ずつ金型へ送り込みます。

ホッパフィーダとは、プレス機械の周辺装置の一種で、プレス加工のための素材を金型へ順次送入する装置です。ホッパフィーダは、投入されたプレス加工素材をホッパ内で分離・整列した後、シュートを通して金型へ送ります。

マガジンフィーダとは、ブランク材(曲げや絞りなどのプレス加工・成形を施されるための製品外形をもつ板材)を金型へ送り込むプレス機械の周辺装置の一種です。マガジンの中にブランクを積み上げておいて、そのブランクを底の方から一枚ずつ金型へ送り込みます。

リールとは、金属製品・部品のプレス加工(塑性加工)において用いられるプレス機械の周辺装置の一つであるアンコイラの一種です。

レベラフィーダとは、プレス機械の周辺装置の一つで、ロール間に板材を通してひずみを矯正する装置(ローラレベラ)にロールの回転・摩擦力で送り出す機能を一体化した送り装置のことです。

ローラレベラとは、プレス機械の周辺装置の一つで、ロールの間にワーク(板材)をかみこませてロールしながら歪、板材の反りを矯正する装置のことです。

ロールフィーダとは、プレス機械の周辺装置の一つで、板材をロールにかみ込ませてロールの回転と摩擦力で板材を送り出す装置のことです。