手払い式安全装置
手払い式安全装置とは、プレス機械の構成部品・装置の一つで、プレス加工時に作業者の安全を確保するための安全装置の一種です。手払い式安全装置は、スライドが下降する動作に連動して作業者の体の一部を払いのけることによって安全を図る装置です。スライドと手首とをワイヤなどで連結することによって、手が引き出されるタイプの安全装置(手引式安全装置という)もあります。
JIS規格 プレス機械-用語(JIS B 0111)における、手払い式安全装置の定義は以下。
番号:4090用語:手払い式安全装置
定義:
スライドの下降に連動し、防護板などで危険限界内にある身体の一部を払いのけることによって安全を図る装置(付図37 参照)。対応英語(参考):
Sweep safety device
[ プレス機械 > 主要構成要素,附属品2 ]